仏壇・宗派

仏壇について

仏壇の飾り方

仏壇とは



 仏壇は本尊を祀るためのものです。

 先祖を祀るためのものと思いがちですが、仏壇の中心には必ず本尊があります。

 

本尊



 本尊とは、仏教の各宗派が、その根本的な考えを表したものとして本尊を仏壇の中心に安置しております。

 本尊は、その家が属するお寺「菩提寺」の宗派によって異なります。

 通常は、立像、座像、掛け軸などですが、絵像や名号の宗派もあります。

 仏壇に先祖の位牌を祀るようになったのは、亡くなった人はすべて「成仏」(ほとけになる)という仏教の教えから来ています。

 ただ、浄土真宗では位牌は用いません。

 本尊を祀る場所は須弥壇(しゅみだん)と呼ばれ、聖域を意味します。

 須弥壇(しゅみだん)とは、仏教の教えで中心にそびえ立ち最も高い位置を現す須弥山をかたどっているのです。 

 須弥壇の上は仏の領域とされ、壇上に直接諸仏を安置する場合と、厨子や宮殿(くうでん)を置いて、その中に仏像等を安置する場合があります。

 和様、禅宗様、折衷様がある。形態として床に直接置く背丈の高いものと、上置式の背丈の低いものがあるが、前者が圧倒的に多く、後者は日蓮正宗以外では殆ど用いられていません。

 元来仏壇といえば、須弥壇(しゅだん)のことでありましたが、中世になって寺院仏堂の仏壇を「須弥壇」と呼び、家の中に仏を祀る厨子(ずし)のことを「仏壇」というようになりました。現在も仏壇内の仏を祀る壇は「須弥壇」と呼ばれます。(wikipedia)

 

仏具

 一般的な仏具としては、燭台、香炉、花立ての3具足をはじめ、線香立て、茶湯器、仏飯器、高杯(高脚のついた漆塗りの器、半紙を敷いて菓子や果物などの供物を盛る)。

 読経に必要な経本、鈴、鈴台、鈴棒などがあります。

 



 香には抹香と線香があります。
 香の意味は、仏様のご馳走と、礼拝するものの身を清める意味があると言われています。

 



 花は、仏の慈悲心を現していると言われます。
左右一対が基本ですが、ひとつの場合は本尊に向かって左側に供えます。

 

灯明



 灯明(とうみょう、ろうそくの火)は、仏の知恵を現す光明に当たり、心の闇に仏の知恵である光が射し込むことによって悟りを開き、暗闇を取り除く意味があります。

 左右一対が基本ですが、一本だけの場合は本尊に向かって右側に置きます。
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